どうも、中小企業ブロガーのkusanagiです。今日は上司に気に入られる「ずるい」方法についてお話しします。
上司に気に入られたくておべっか使うのは、なんか悪い奴な感じしますよね(怒)
もちろん、上司に忖度ばかりするのは良くないです。しかし、職場での評価を上げるために、多少ずるくても上司に気に入られることは重要な戦略の一つですよ。
ここでは、上司に気に入られるためのちょっと「ずるい」けれど効果的な具体的方法を紹介します。これらの方法を実践することで、あなたの職場での存在感が高まり、キャリアアップの機会も増えるでしょう。
上司に気に入られるためのポイント
まず大前提で押さえておきたいポイントは、上司も人間だということ。人間である以上、その人への感情も評価に影響を与えます。
特に中小企業の場合、査定をするときの評価項目が決まってなく、管理職の感覚でスタッフを評価する場合がほとんど。もちろん会社によっては評価表があり、売り上げ額といった成果が記載されることもありますが、最終的な評価は上司判断となるので、やはり上司の印象が重要となってきます。
上司も「同じ会社の人」というイメージがあるためか、場合によっては反発したり、不機嫌な態度をとってしまうこともありがち。ですが、自分の年収を決定する権限があることを考えると、ある意味「クライアント」です。年収アップのためには、上司をお客さんと見立てて良好な関係を築くことは重要です。
ですので、まずは上司も人間であることを踏まえて、気に入られるためにどう行動すべきか考えるようにします。
次からは上司に気に入られる具体例を紹介します。
1. 常にポジティブな態度を保つ
具体的な方法
- 笑顔を絶やさない:オフィスでの会話やミーティングの際に常に笑顔を心がける。ポジティブなエネルギーは上司に良い印象を与えます。
- 困難に対して前向きな姿勢:問題や課題に直面したとき、ネガティブなコメントを避け、前向きな解決策を提案します。
まずは普段からポジティブな態度を前面に出します。
ポジティブな態度は、周囲に良い影響を与えるだけでなく、上司にとっても一緒に働きたい存在と感じてもらえる要素となります。
ポジティブな人は、誰からも好かれる魅力を生みだします。つらそうに働く人が多い中、なぜか楽しそうに仕事をする人がいれば、上司の目に留まること間違いなしです!
2. コミュニケーションの質を高める
具体的な方法
- 報告・連絡・相談を徹底する:業務の進捗や問題点を適時報告し、連絡や相談を怠らない。
- メールの丁寧な対応:メールの文面を丁寧に書き、必要な情報を過不足なく伝える。
上司とのコミュニケーションを円滑にすることで、信頼関係を強化できます。
その中でも特に大切なのは、フェイス to フェイス(対面)でのコミュニケーションです。
ズルく気に入られたいなら「少し面談の機会をいただいてもよろしいでしょうか?」と声をかけてみましょう(上司も忙しいのでタイミングを見計らう必要はありますが)。
基本的に、上司は部下に相談される(頼られる)のが好きです。ましてやポジティブな印象をもつスタッフなら安心してOKしてくれるはずです。
3. 上司との会話はメモをとる
具体的な方法
- アドバイスをメモする:相談したことの上司から教えられた解決策や考え方についてメモする。
- よく使うワードをメモする:上司がよく使うワード(品質重視、コスト削減など)をメモする。
- 雑談で知った情報をメモする:上司のプライベートでの趣味や過去の経歴などをメモする。※面談中は聞き流し、終わってから上司のいないところでメモすること。
会話をしているときは、必ずメモをとりながら話をしましょう。
上司もメモを取りながら聞いてもらえるのは嬉しいものです。自分の話したことが部下に受け入れられ、無駄にならずに実践してもらえると感じるので。
それに実際メモをとることで、気に入られたい相手の情報をしっかり記録できます。これは今後、必要な行動をとる時に役立ちます。
4. 上司の興味や関心を理解する
具体的な方法
- 上司との会話を分析する:上司とした会話から興味や関心を分析します。
- 観察する:上司がどんな話題に興味を持っているかを観察します。例えば、趣味や好きな映画、最近のニュースなど。
- 共通の話題を見つける:上司の関心に合わせて、自分もその話題について知識を深め、会話の中で触れるようにします。
上司の興味や関心に合わせた会話は、親近感を持たれるきっかけになります。
自分の趣味や関心にマッチしてるなら話しやすいですが、良く知らない場合は前もって準備が必要です。上司の好む話題について調べておくなら会話がしやすくなります。
自分の知らない話題の場合、前もって調べることは重要ですが、それで知ったかぶりをするのは厳禁。「△△課長の話を聞いて、自分も興味がでてきて…」というスタンスで会話をするなら、上司も喜んでくれますよ!
自分と同じ趣味や考え方を持つ人に、人は親近感を持ちます。共通の土台を築くことで、気に入られるベースを作っていきましょう。
5. 仕事での「見せ方」を工夫する
具体的な方法
- 成果をアピール:小さな成果でも定期的に報告し、自分の貢献をアピールします。例えば、週次レポートで「今週の達成事項」をまとめて提出する。
- 質問のタイミングを計る:上司が忙しくない時を見計らって質問や相談をする。上司がリラックスしている時に話しかけることで、良い印象を与えやすくなります。
上司に対して自分の努力や成果を見せることで、評価される機会が増えます。
成果をアピールする際に重要なのが、「△△課長のアドバイスのお陰で」と必ず付け加えること。自分の手柄にするのではなく、必ず上司に花を持たせるようにしましょう。そうすれば上司からかなり気に入られますよ。
仕事での見せ方については次の記事もどうぞ↓↓
6. 上司のサポートを積極的に行う
具体的な方法
- 自主的に手助け:上司が忙しい時に、「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかける。
- 資料作成や情報提供:上司が必要とする資料や情報を事前に用意しておく。例えば、ミーティング前に関連するデータをまとめたレポートを渡す。
上司の負担を軽減することで、信頼と感謝の気持ちを得ることができます。
このために大切なのは、上司の状況をよく観察し、必要なことに気づく力です。言い換えれば「気が利く人になる」ということ。
上司が心情的に高く評価するのは、気が利く人であるといっても過言ではありません。自分の業務もきちんと対応しつつ、上司が助かるよう行動することはポイントアップです。
7. フィードバックを素直に受け入れる
具体的な方法
- 建設的な態度:フィードバックを受けた時は、まず「ありがとうございます」と感謝の意を示します。
- ミスはすぐ謝罪:間違いを指摘された時は、すぐ言い訳をせず、まずは「申し訳ございません」と素直に謝ります。
- 具体的なアクション:フィードバックに基づいて改善策を講じ、その結果を上司に報告します。「先日のアドバイスに従って、こういう改善を行いました」と伝える。
フィードバックを積極的に受け入れ、実行する姿勢は、上司に成長意欲をアピールすることができます。
上司がフィードバックをした後に、部下に期待する行動は、落胆ではなく改善して前向きにチャレンジすることです。まぁ、なかなか受け入れにくい内容の時もありますが、決して腐らず、気に入られるために踏ん張ってください。
8. 周りの人に上司をPRする
具体的な方法
- 会話の中に感謝を含める:他の人との会話の中で、上司への感謝を含めてPRしていく。
- メールに感謝を含める:メールの中で、上司からのアドバイス等への感謝を含める。
直接本人に感謝を伝えるだけでなく、「上司がいない場所」で周りの人たちに上司への想いを伝えることがポイントです。他の人を経由して「△△課長に感謝していましたよ」と上司の耳に入れば、「あいつは本当に自分を立ててくれている!」と感じ、気に入ってもらえます。
以前の話しですが、自分が推進していたプロジェクトで他の人から褒められたことがありました。その時に「△△課長のアドバイスがあったので」と伝えたところ、後でその人が本人に伝えたらしく、めちゃくちゃ△△課長は喜んでました。自分の謙虚さのPRにもなるので一石二鳥です。
9. 気をつかうならモノつかえ
具体的な方法
- 帰省・旅行のお土産:旅先で喜びそうなお土産を買い、出社時に渡す。
- 上司が欲しがっていた物:会話の中で出た、上司が欲しそうにしていたちょっとしたものをプレゼントする。
気持ちが伝わる、少しばかりの贈り物を用意するのも効果的です。もちろん、お金や高価なものはNGですが、「美味しいお酒を見つけたので買ってきました!」など、自然に渡せる範囲でのものであれば、気にかけていることが伝わり、上司に気に入られます。
昔から「気をつかうなら、モノつかえ」と言われています。気持ちだけで終わるよりは、自然に渡せる贈り物のほうが、相手への印象が大きいです。もし機会があれば試してみてください。
まとめ
上司に気に入られるためには、ちょっとした工夫と努力が必要です。
ポジティブな態度を保つことや、上司の興味を理解すること、仕事の見せ方を工夫すること、上司のサポートを積極的に行うこと、フィードバックを素直に受け入れること、そしてコミュニケーションの質を高めることが重要です。
これらの具体的な方法を実践することで、上司からの評価が向上し、キャリアアップのチャンスを増やすことができるでしょう。
次の記事では、上司に評価される「気が利く人」になる極意について紹介します。ぜひ参考にしてください!